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【読了】なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ

なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ (幻冬舎新書)なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ (幻冬舎新書)
(2009/07)
藤井 聡

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『なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ』
藤井聡【著】

―――書評―――
文章がいささかくどいかなと感じたけれど、内容は面白い。

自分が利益を得ることだけを考えて行動する利己主義者。
得を求めて行動しているのだから、他の人より得することが多いのだろうと感じられるが、実は利己主義に走る者は損しているのだという。それはデータでも示されている。

正直であること、というより、損得を考えない行動が、結果的に得することに結びつくのだ、と本書では説いてある。そう言える根拠を説明してある。

そしてこの主張を核にして話は広がりをみせ、政治の在り方、経済のあり方、環境問題まで述べてある。
あらゆる者が利己的な行動に出れば、環境問題が原因となり、この地球が滅んでしまうのではないかということまで話は及んでいる。
利己的行動と地球の滅亡。それを結びつけるのは、利己的な行動をとる集団はその集団ごと自滅してしまうという原則があるからだそうだ。

損して得とれ、ではないが、一見損したように見えても、計算していない行動、正直な行動をとっていれば、結果的には得になる。
自分勝手に行動すれば、それは損へと繋がる。そして自分勝手なことをする者が増えれば、ゆくゆくはその共同体、住んでいる世界が自滅してしまうことになる。

おそらくここで示されていることは、誰しもがなんとなくわかっていることだとも思う。自分勝手な行動はしちゃいけない、という感覚で。自分勝手な行動をする者が増えれば、共同体は崩壊する。それは政治でも見られるし、環境問題でも見られる。そのなんとなくわかっていることを論でもって記してくれている。

この本で示されていることは、頭の片隅にでも置いておきたいことだと思う。


―――内容―――
財布を拾っても交番に届けない人や、チップ式トイレでお金を払わない人が跡を絶たない。
本書では、そんな利己主義者が損をして不幸になり、実は正直者が得をして幸せになることを科学的に実証!さらに、利己主義者が正直者のふりをしても簡単に見透かされる心のしくみを解き明かす。
どんな性格の人が結果的に得をし、幸せになれるのか。
生きる上で重要なヒントを与えてくれる画期的な論考。

1章 人間は「利己主義者」ではない
2章 「人間は利己主義者ではない」と考えてみる
3章 跋扈する利己主義者、馬鹿を見る正直者
4章 敗北する利己主義
5章 利己主義者は自滅する
6章 利己主義と向き合う力

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