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【読了】フリー“無料”からお金を生みだす新戦略

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
(2009/11/21)
クリス・アンダーソン

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『フリー“無料”からお金を生みだす新戦略』
アンダーソン,クリス【著】〈Anderson,Chris〉
小林弘人【監修・解説】
高橋則明【訳】

―――書評―――
これは興味深くてとても面白い。
これからの社会は「無料」の扱いが変わってくる。「無料」がビジネスのキーワードとなる。

わずかながらもお金を頂くことで、かえって不利になることがあり得るのがこれからの社会。
無料であることは、無価値であることを意味しない。
これからのビジネスでは、無料であることを積極的に取り入れていく必要があるようだ。それが秘訣であるように思える。
本書で、様々な事例でもってそれを示してくれている。

お金だけが価値を持っている時代ではなくなった。
「評価」や「注目されること」に大きな価値が出てくるようになった。
それは、お金だけに価値を認めて、そこにだけ固執していたら、大きく損をする社会になったということでもある。

アトムからビットへ。その経済の変化に置いてけぼりにされないためにも、「無料」についてしっかり捉えておく必要がある。
20世紀までのやり方ではもう通用しない。

ビジネスとあまり関わりがないような人でも、これは面白いと思う。
ネット上でのサービスがほとんど無料で使えるのは何故か。など、その無料で利用できていることの仕組みも知ることができる。


―――内容―――
なぜ、一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけないのか?なぜ、ビット経済では95パーセントをタダにしてもビジネスが可能なのか?あなたがどの業界にいようとも、“無料”との競争が待っている。
それは可能性の問題ではなく、時間の問題だ。
そのときあなたは、創造的にも破壊的にもなり得るこのフリーという過激な価格を味方につけることができるだろうか。

フリーの誕生
無料とは何か?(「フリー」入門―非常に誤解されている言葉の早わかり講座;フリーの歴史―ゼロ、ランチ、資本主義の敵;フリーの心理学―気分はいいけど、よすぎないか?)
デジタル世界のフリー(安すぎて気にならない―ウェブの教訓=毎年価格が半分になるものは、かならず無料になる;「情報はフリーになりたがる」―デジタル時代を定義づけた言葉の歴史;フリーと競争する―その方法を学ぶのにマイクロソフトは数十年かかったのに、ヤフーは数カ月ですんだ;非収益化―グーグルと二一世紀型経済モデルの誕生;新しいメディアのビジネスモデル―無料メディア自体は新しくない。そのモデルがオンライン上のあらゆるものへと拡大していることが新しいのだ;無料経済はどのくらいの規模なのか?―小さいものではない)
無料経済とフリーの世界(ゼロの経済学―一世紀前に一蹴された理論がデジタル経済の法則になったわけ;非貨幣経済―金銭が支配しない場所では、何が支配するのか;(ときには)ムダもいい―潤沢さの持つ可能性をとことんまで追究するためには、コントロールしないことだ
フリー・ワールド―中国とブラジルは、フリーの最先端を進んでいる。そこから何が学べるだろうか?
潤沢さを想像する―SFや宗教から、“ポスト稀少”社会を考える
「お金を払わなければ価値のあるものは手に入らない」―その他、フリーに対する疑念あれこれ)
結び―経済危機とフリー
〈価格ゼロ〉との競争は、もはや可能性の問題ではなく時間の問題だ。デジタル経済の大変革を喝破した世界的ベストセラー『ロングテール』の著者が描く、21世紀の経済モデル。

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