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【読了】哲学は人生の役に立つのか

哲学は人生の役に立つのか (PHP新書)哲学は人生の役に立つのか (PHP新書)
(2008/10/16)
木田 元

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『哲学は人生の役に立つのか』
木田元【著】

―――書評―――
ハイデガー研究の第一人者とも言える著者の自伝的な内容。
様々な出来事の中で、何を考え、どう過ごしてきたか。それが主に記されている。
哲学的な内容からはやや離れている印象。だから内容のほとんどは、タイトルとも関係ないように思えてしまう。

それでも第7章以降は、著者の人生訓と読むことができる。ここが一番読み応えがあり、タイトルにも繋がってくる内容。

好きなことをして生きるには、まず自分の好きなことを見つけなければなりません。
「やりたいことが見つからない」「好きなことがない」などと言う若い人がいますが、なにかを好きになるというのは、努力して身につけるべき能力なのです。(p214)


本書で伺い知れる著者の人生を追ってみると、明確な目標を持ち、それを常に追い求めていたという印象を抱く。
だからこそこの引用した箇所の言葉が出るのかもしれない。

何かを好きになるということも、一つの能力。
好奇心旺盛でもともとそういった能力が備わっている人もいるだろうが、無目的に時間を浪費してしまう人にとっては、努力して身につけるべき能力なのだろう。

今は、豊かな社会になったので、働く時間を減らしても暮らしていける。生活できるだけの収入を得て、暮らしていくという生き方もありだ、といった感じのことも書かれてあり、柔軟な考えのできる人なんだなとも思った。


―――内容―――
江田島の海軍兵学校で終戦を迎え、あてもなく焦土の東京へ。
テキ屋の手先や闇屋をしながら、何があっても食べていける術は身につけた。
しかし、いかに生きるべきかという悩みは深まるばかりの青年期。
ドストエフスキー、キルケゴール、やがてハイデガーの『存在と時間』に難問解決の糸口を見出す。
それから半世紀以上を経て、はたして答えは見つかったのだろうか―。
八十歳を迎えた哲学者が、波瀾の運命をふり返り、幸福、恋愛、死生観までを縦横に語る。
「人生、まわり道のほうが愉しい」と思える一冊。

序章 「幸福」なんて求めない
第1章 混乱の時代を生き抜いてきた
第2章 思いきり悩み、迷えばいい
第3章 頭より体力が基本だ!
第4章 哲学者だって女性に惑った
第5章 人生ずっと、まわり道
第6章 遊びも一所懸命
第7章 好きなことをして生きる道
終章 死ぬための生き方
闇屋のアルバイトをしていた青年が、なぜ哲学者となったのか。80歳を迎える著者が、人生の偶然と必然、幸福の虚実について語り尽くす。

80 歳の哲学者が語る「寄り道人生」のすすめ。

江田島の海軍兵学校で終戦を迎え、あてもなく焼け跡の東京へ。テキ屋の手先や闇屋をしながら、何があっても食べていける術は身につけた。しかし、いかに生きるべきかという悩みは深まるばかりの青年期。ドストエフスキー、キルケゴール、やがてハイデガーの『存在と時間』に難問解決の糸口を見出す。それから半世紀以上を経て、はたして答えは見つかったのだろうか──。八十歳を迎えた哲学者が、波瀾の運命をふり返りながら、幸福、学問、恋愛、死生観までを縦横に語る。著者は哲学の勉強をはじめるまで、農林専門学校に通うなど、さんざんまわり道をしてきた。そしてハイデガー思想を理解したいために、カントやヘーゲル、フッサール、メルロ=ポンティという具合に何十年もまわり道をした、と言う。しかし、まわり道をしたからこそ、新しい道が開けてきたのだと思う、と回想する。思いきり悩み、迷いながらも、力強く生きることの大切さを教えてくれる好著である。

● 序章 「幸福」なんて求めない 
●第一章 混乱の時代を生き抜いてきた 
●第二章 思い切り悩み、迷えばいい 
●第三章 頭より体力が基本だ! 
●第四章 哲学者だって女性に惑った 
●第五章 人生ずっと、まわり道 
●第六章 遊びも一所懸命 
● 第七章 好きなことをして生きる道 
●終章 死ぬための生き方

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